コスプレをやっていると“アフター”というものがありますが、これからコスプレを始めようとする人には馴染みのない言葉だと思います。
どんなものなのでしょうか。
コスプレイヤーの“アフター”には「お疲れ様」の意味がある
“アフター”と聞けば怪しいお店の言葉のように思いますが、コスプレでのアフターは“イベントの後”、“イベントの打ち上げ”という意味です。
コスプレをしているときは結構ハードで、真夏なのに長袖のキャラをやって暑さに耐えたり、体型が変わるので昼ご飯を思うように食べられなくて空腹に耐えたり、頑張って厚底でバランスを取りながら歩いたり…。
見栄えとキャラのためだったら、コスプレをしている間は何でもできてしまうものです。悪くいえば無理しがちになってしまいます。
そんな過酷なイベント終わりの解放感と「まだやりたい」という名残惜しい気持ちで、お疲れ様という意味を込めたアフターを開催します。
コスプレアフターでの定番場所
コスプレでのアフターの定番は「食事」です。
イベント中は昼ご飯をまともに食べられないことが多いので、イベント終了後はかなり空腹になっていることに気付きます。イベント中はなぜかお腹が空かないんですけどね。
あわせの仲間や友人と一緒に、ファミレスなど長居ができる場所が定番だと思います。
ほかにはカラオケ(コスカラ)したり、プリクラ撮ったり、ゲーセン行ったり、アニメイトなどへショッピングに行くこともあると思います。
コスプレイヤー同士で仲を深める・交流するのには、イベント中よりもアフターのほうが距離が縮まりやすいと感じます。
コスプレアフターでの話の内容
コスプレイベント中には好きなキャラのことをよく話しますが、アフターになると実際の人間関係や仕事や学校の話のほうが多くなることもあります。彼氏や親、仕事や学校の話が自然と多くなりますね。
イベントで撮ったデータの確認をすることもあります。次は「もっとこうしよう」という話や、次のイベントでやるキャラや作品を話し合って決めることもありますね。
人数は10人以上の規模になることもありますし、2~3人でまったりやるものまで、その日参加するイベントやあわせによって異なります。イベント当日に仲良くなった人を巻き込んで行くこともあります。
コスプレアフターは強制参加?
用事があったり、何か事情があって参加できないこともあります。
アフターは強制参加させられるものではありません。帰宅時間を考えて参加は自己責任になります。
成人と未成年が混じったグループでアフターとなると、成人側は未成年の帰宅時間やお店選びに気を遣わなくてはならないので、逆に早く帰ってくれた方が助かるかもしれません(何か事件があっても責任取れないですし)。
「もう帰ったほうがいいよ」と言っても「大丈夫」と言って受け入れてくれなくて最後までいる人もいるんです…。
アフターは楽しい!
コスプレイベント中も楽しいですが、それと同じぐらい楽しいのがアフターです。
仲の良い気の知れた仲間とワイワイしたり、初対面でもアフターを一緒にすることで、仲良くなれたりします。
イベントにぼっち参加したときやコスプレを始めたばかりのときはなかなかアフターに参加できませんが、何度かイベントに行って知り合いができて、一緒にアフターというパターンが私は多いです(もともとぼっちレイヤーなので)。
初対面でも会場で意気投合して、そのままアフターへ行くこともありました。これはかなりの行動力ですね^^;
コスプレでも日常でも、仲良くできる同じ趣味を持った人が身近にいると楽しいものです。