コスプレイベントに行くときはどのようなカバンで持ち歩くのがよいのでしょうか。
多くのコスプレイヤーが、キャリーケースまたはキャリーバッグと呼ばれるものを使って衣装や小道具の持ち運びをしています。
この記事ではコスプレ用の荷物の持ち運び手段としてのキャリーケースのメリットとデメリットにも触れながら、コスプレイベント向きのカバンについて解説します。
キャリーケースは旅行だけではなく、コスプレ衣装や小道具などの持ち運びにとても便利ですよ。
ほとんどのコスプレイヤーが荷物を持ち運ぶカバンはキャリーケース
コスプレ衣装やウィッグ、小道具を用意してみると大量の荷物になります。そして結構重い。
これらを持ち運ぶのに重宝するのがキャリーケースです。
サイズはMぐらいが持ち運びがしやすいですね。コスプレ以外でも旅行などで重宝するので持っておくと便利です。
多くのコスプレイヤーはこの“キャリーケース”に衣装などを入れて持ち運んでいます。
はたから見ると団体で旅行するかのように見えますが、キャリーケースを持ってコスプレイベントに向かってます。
電車など公共移動手段を使っていてイベント会場近くになると、キャリーケースを持ったコスプレイヤーたちがゾロゾロ歩いている光景を見かけるので「あ、同じ会場に行くんだな」となぜか親近感が湧きます(私だけ?)。
まだキャリーケースを持っていない学生さんや荷物が少ない場合は、大き目のバッグに衣装などを入れて持ち運ぶ場合もあります。リュックやショルダータイプの旅行カバン、手提げバッグ、紙袋なども見かけますね。
初めてコスプレをするときにキャリーケースまで予算が回らないときは、手持ちのカバンでも大丈夫です。
キャリーケースに入れて持ち運ばなくてはならないという決まりはありません。
こんなキャリーケースを選べば間違いない4つの条件
キャリーケースはたくさんの種類が売られているので、初めて買うときは迷うかもしれません。
もしこれからキャリーケースを買おうとしているのであれば、以下の内容を参考にしてみてください。
- キャスター(タイヤ部分)は4箇所付いているものを選ぶ
- 布製よりもポリカーボネート樹脂加工がされている軽量タイプがおすすめ
- 2~3泊タイプの大きさが重宝する
- ロックが付いているものを選ぶ
キャスター(タイヤ部分)は4箇所付いているものを選ぶ
キャリーケースのキャスター(タイヤ部分)は下部に2個付いているものと4個付いているものが売られています。
キャスターが2個しか付いていないものは、持ち方によっては引きずって持ち歩いてしまうので、重い荷物を入れるには不向きです。デザイン重視のキャリーケースだとキャスターが2個だけというのもありますね。
2個よりも4個付いているものだと重いものでも安定して持ちやすくなります。
布製よりもポリカーボネート樹脂加工がされている軽量タイプがおすすめ
キャリーケースには布製のものとポリカーボネート樹脂加工がされているハード(硬い)タイプのものがあります。
布製のものは雨に弱いので中身が濡れる心配があり、天候が悪い日には細心の注意が必要になります。
ですから、雨や多少の衝撃にも耐えられるハードタイプのものがおすすめです。
ただし、ハードタイプのものは布製の物に比べて重いので持ち運びが大変です。できれば軽量タイプのものを選んで移動中の負担を減らしましょう。
2~3泊タイプの大きさが重宝する
キャリーケースの大きさですが、2~3泊できるぐらいの大きさのものをおすすめします。移動の際の小回りが利くからです。
1回のコスプレイベントで2着目や3着目に着替えることがあります。
2~3泊できる大きさのものだと衣装のボリュームにもよりますが、着替えの際に着てきた服ともう1着の別の衣装を一緒に入れる余裕がある場合が多いです。
ちなみに7泊程度できる大きなサイズものも売られていますが、体力がないと移動が大変になってしまうので、キャリーケースからあふれる荷物がある場合は別の手提げカバンなどを用意して持つほうが効率がよいです。
ロック(鍵)が付いているものを選ぶ
コスプレイベントではほとんどの場合クローク(荷物置き場)が用意されており、そこにキャリーケースを預けます。
クロークはたくさんの人が利用するため、万が一盗難に遭ったときのことを考えると防犯のためロックが付いているもののほうが安心できます。
コスプレイベント中にキャリーケースは持ち歩かないので、肌身離さず持てないものは自衛するしかありません。
過去にキャリーケースが盗まれるという事件も起きていますので、最低限自分でできる防犯はやっておきましょう。
キャリーケース持ち歩きの注意点・周りへの配慮
一見するとコスプレイベントにはキャリーケースにメリットが多いように思えますが、デメリットもあります。
これはキャリーケースの取り扱いの不注意によって事故が起きている点です。
重い荷物を引きずって歩いていて不注意で他人の足をひいてしまったり、階段から落としてしまって下にいた人を怪我させてしまったりすることがあるようです。
キャリーケースを持つときは周りへの配慮を忘れないようにしましょう。
キャリーケースの中身については「初心者レイヤーがコスプレイベントに持っていきたいもの一覧」でまとめています。