コスプレ衣装を自作してみたい!
でも、どのように作ったらいいのか悩んでいませんか。
最近はコスプレ衣装を手軽に通販で買えるようになりましたが、売っているのは人気のあるジャンルのキャラだけ。
売ってない衣装だったり、細部までこだわりのある衣装はやはり自作することになります。
ということで、コスプレ衣装制作に役立つ裁縫道具を買ってきて実際に使いながら衣装制作をしてみました。
- 裁ほう上手
- フリクションペン
- 透明ミシン糸
以前、コスプレ衣装制作に役立つ道具5選【Twitterまとめ】で書いたものの中から選んでみました。
裁縫初心者の管理人目線で使ってみた感想をレビューします。
これからコスプレ衣装を作ってみよう!と思っているあなたの参考になれば幸いです。
1.裁ほう上手でミシンいらず?細かいパーツに最適
裁ほう上手は布用のボンドです。
生地と生地をアイロンの熱で接着することができます。
「アイロンを使用しない場合も接着可能」とは書いてありますが、自然乾燥だと時間がかかりすぎるため、早く仕上げるにはアイロン必須。
裁ほう上手が使えない素材と注意点
裁ほう上手を使う素材の注意点としては、薄手の生地だとボンドを付けた部分がシミになってしまうので、布の裾を折り返して接着するなどの工夫が必要です。
また、はっ水加工などの特殊素材や熱に弱い生地、凹凸のある生地、ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコン樹脂、フッ素樹脂、貴金属には使えません。
チューブの先は細口ノズルになっていて細かいところに直接塗りやすかったです。
でも広い面積に使うなら、付属のヘラに適量を取って生地に伸ばしていくことで均等に塗れるのでヘラを使うことをおすすめします。
1か所に大量に塗ると布から染み出してきて汚くなってしまうので注意。
接着乾燥後は「洗濯してもはがれにくい」と説明書きされていましたが、私の場合は衣装を洗濯ネットに入れて洗濯したところ、接着面が少しはがれてしまいました。
しっかり塗ったつもりだったのですが、塗り方がダメだったのかもしれないですし、洗濯の仕方が悪かったのかもしれません。
洗濯する際はせっかく作った衣装がはがれてボロボロにならないように気を付けてください。
簡単な衣装や既製品を改造するだけだったら、ミシンがなくても裁ほう上手とアイロンだけあれば製作できるかもしれませんね。
細かいパーツの貼り付けにすごく便利でした。
2.フリクションペンはチャコペンの代用品として
言わずと知れた消せるボールペンことフリクションペン。
これ、布を裁断する目印の線として使えます。
消せるボールペンはインクを摩擦熱を使って消すのと同様に、摩擦以外の熱でも消すことができます。
つまり、アイロンの熱でもインクが消えるということです。
あとでアイロン熱で簡単に消せるので、がっつり線を引いても大丈夫です。
黒い布には書けませんでしたが、明るい色の布には使えます。
3.透明ミシン糸は替え糸いらず
100円ショップで買える透明のミシン糸がコスプレ衣装制作に便利です。
透明なのでどんな色の布にも合います。
生地の色に合わせて糸を買う手間とミシン糸を取り替える手間が減ってこれ一本で衣装制作をすることも可能です。
私はミシンの上糸・下糸の両方を透明糸にして衣装を縫い合わせてみました。
ナイロンでできている固めの糸のため、縫った部分の手触りがゴワゴワしたり、縫い始めと縫い終わりの糸が出る部分が肌側に来るとチクチクします。
ここは残念ですが便利さと引き換えに我慢しなくてはなりません。
参考としての写真ですが、光沢のある特殊な布を縫い目が目立たないように縫うことができました。↓
針が刺さっている部分は見えるので縫っていることには気づきますが、糸の色は近くでよく見ないとわかりません。
コスプレ衣装ではこういった特殊な布だったり、色鮮やかな布を使ったりするので透明糸が役立ちますね。
透明糸はミシンとの相性が悪いかも?
ただ、ミシンで縫っている途中に何度も下糸の調子が悪くなって苦戦しました。「ミシンが壊れてしまったかな?」とハラハラすることが多々ありました。
そのたびに作業を中止して、ミシンを直してまた縫うことを繰り返したので、それなりの負荷がかかっているのかもしれません。
確かに便利ではあるのですが、ミシンが壊れる可能性も考えられるので使用は自己責任でお願いします。
コスプレ衣装制作に役立つ裁縫道具を実際に使ってみたまとめ
裁縫初心者の私のコスプレ衣装制作は何度も縫い直したり、裁断しなおしたりして時間がかかって大変でしたが、完成してなかなか良いものができたと自己満足できました。
- 裁ほう上手
- フリクションペン
- 透明ミシン糸
あると便利な裁縫道具。
あなたもオリジナルのコスプレ衣装を作ってみませんか?作るのも楽しいですよ。