コスプレのあわせ掲示板などには“金銭的に自立できている”という条件が加えられていることがあります。
コスプレ世代は年々若くなっているように感じますので、中学生や高校生など社会的には自立できていないというコスプレイヤーが増えてきました。
どのような状態だと金銭的に自立できているといえるのでしょうか。
コスプレはとにかくお金のかかる趣味
コスプレはとてもお金のかかる趣味です。
ウィッグ代、衣装代、交通費、イベント参加費、アフター代などコスプレイベントに参加しようと思えば、数万単位で消えていきます。
私は社会人になってからコスプレを始めたので、親に「コスプレをするからお金をちょうだい」とは言ったことがありません。もし学生時代にコスプレを始めたとしても、お金がかかる趣味なので到底やりくりできた自信がありません。
私個人の考えでは、金銭をやりくりできない人やコスプレにかかる膨大なお金を工面できない人、お金にだらしがない人はコスプレを趣味にすることはあまり良くないと思うんです。そういった人がのちに金銭トラブルを起こして問題になってます。
コスプレでありがちな金銭トラブル
コスプレをやっていると金銭トラブルが起きます。そういった話もよく聞きます。明日は我が身かもしれません。
- 衣装・ウィッグ・布代を立て替えたが代金を支払ってもらえない
- アフターに参加しておきながら代金を一切払おうとしない
- 貸したものが返ってこない
- お金を貸したら音信不通になる…など
挙げればキリがないのですが、お金や衣装を貸したばかりにトラブルに見舞われる人があとを絶ちません。
なぜこういったことが起きるのでしょうか。
答えは簡単です。それは、お金を借りた側が“金銭的に自立できていなかったから”です。
借りているものを返すのは当然のことですし、本来自分が負担すべき費用は自腹で賄うことができなければなりません。これが普通の人の考えです。
しかし、人間はお金が無くなると気持ちに余裕がなくなってズル賢くなることもあります。「お金が無いから払わなくていいよね」、「あとで払えばいいや」などと考えるようになって、結局いつまでたっても解決に至りません。
そういったトラブルを避けるために、コスプレでは“金銭的に自立できていること”が重要視されるのです。
“金銭的自立”の範囲とは
金銭的に自立できていると文句なしにいえるのは“自分で稼いでやりくりし、お金に対する常識を持っている人”です。
自分で稼いでいる人でもお金にだらしがない、やりくりができない人は金銭的に自立できているとはいえません。
中学生や高校生で親からお小遣いをもらってコスプレをしている場合は、金銭的に自立しているとは言い難いですが、その範囲内でやりくりできているのであれば、コスプレイヤー同士で文句をいう人はいないでしょう。
でも元は親御さんのお金ですから、コスプレに賛成されていない・協力を仰げない場合は、お小遣いの使い方としては良くないかもしれません。
私が親の立場だったら良く思いません。個々の家庭によって事情が違うと思いますので、何とも言えないですが…。
金銭面以外の自立
また、金銭的自立以外にもコスプレ界では変な人が意外と多く潜んでいて、トラブルに遭うケースもありますので、自己防衛を徹底しなければなりません。
トラブルに遭ってからでは遅いです。せっかく楽しいはずの趣味で、ちょっと甘い誘いに乗ったばかりに痛い目に遭ったり、泣き寝入りする羽目になるかもしれません。
お金の管理と自己防衛はきちんとしてコスプレを楽しみましょう。